認知的不協和理論
学生のときに非常に単位をもらうのに苦労したものがあります。それは社会心理学です。当時僕は「学校なんか行ってる場合じゃねえ状態」だったのですが、そんな個人的な事情は教授には関係がないわけで、あろうことか4年かけてやっと単位がそろったという情けない状態だったので、いろんな思い出があります。
社会心理学っていうのは、普通に生活していて、「あ、これはアレだ」と気づいてウフフとなれる楽しい学問なのですが、中でも一番わかりやすいのは「フェスティンガーの認知的不協和理論」ではないでしょうか?
詳しい説明はリンク先を参照していただくとして、日常これがどういう風におこるか?
僕は今ダイエットの真っ最中なのですが、時々、夜中に急に甘いものが食べたくなってコンビニに走ることがあります。そんな時
「今日はいつもより余計に自転車こいだと思うから、このくらいは大丈夫」って自分を納得させちゃうのです。
コレ、コレが認知的不協和理論よ!
「食べたシュークリーム3個がさっきの運動よりずっとカロリーが高くても大丈夫!僕のココロはバランスを保てるさ!」
それではダイエット台無し。ダイエットを我慢しすぎ。
まあそこまでは頭で理解しているので、食ってしまったものは仕方ない、と割り切って、夜中にもう1時間自転車こいでくるしるしかないです...これのくりかえし...
人間のココロ、そして、そのココロをもった人間の作る社会って、ヒマなときに読んでみると結構楽しいです。
社会心理学入門〈上〉講談社学術文庫
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コメント
はじめまして♪ナオと申します。
大学のレポートで認知的不協和について書かなきゃいけなくて、ネットでいろいろ調べていたらここにたどり着きました。
いろいろ読ませていただきましたが、とても勉強になるブログでした!
また、時々遊びにこさせていただきます☆
投稿: ナオ | 2005.07.06 23:31
ナオさんこんにちは。はじめまして。
大学のレポオト、僕も3回も認知的不協和を書いた覚えがあります。(出席が足りなくて3回履修した)
参考になるかわかりませんが、フェスティンガーについてはこんなことも書いていたりします。
http://akst.air-nifty.com/tsar/2004/11/___1.html
レポオトがんばってくださいね。
投稿: akst | 2005.07.06 23:49