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2004.10.07

フランコ スペイン現代史の迷路

食べ物とかの話ばかりだと、なんだかアレなんで、今日は本の話です。



フランコ スペイン現代史の迷路
中公叢書

スペイン内戦っていうのはわれわれ日本人にはあまりなじみのない出来事ですが、世界史の中でもあんまり重要なテーマでもない(すぐあとにWW2が始まってしまうから)し、さらに言うとスペイン国内でも1990年代くらいまではあまり語られたがらないテーマだったような気がします。

サム=ウッドが出てくるヘミングウェイの映画(と原作の小説)くらいしか、テーマになってるものも知りません。

誰がために鐘は鳴る ワールフォプレミア上映版(期間限定)1枚買って1枚もらえる 第3弾
誰がために鐘は鳴る
ワールフォプレミア上映版

原作日本語訳はこちら

誰がために鐘は鳴る (上巻)
新潮文庫 大久保 康雄 訳

ゲリラ(これはスペイン語が語源)の親玉のオバチャンが、主人公のアメリカ人のことをすーっと「イングレス(イギリス人)」って呼びつづけることくらいしか印象に残らないというのは、斜に構えたものの見方ですが、まあ、ヘミングウェイのこの作品もだいぶ斜に構えた作品です。

で、本題、この色摩力夫先生の本は、日本において数少ないスペイン現代史の解説本であり、かつ、ここまで詳しくわかりやすくかかれた本は見たことがないです。

家族であろうが同僚であろうがイデオロギーによって別れ、お互いに戦い、そして疲弊したスペインが、どう戦後を歩み、国際社会に復帰したのか。また、なぜ王政復古なのか?というような、われわれの知りえないスペインの側面を知ることの出来る、素晴らしい著作です。

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