ER209i その思い出
これはエリクソン(ソニー・エリクソンではない)のDoCoMoの携帯電話、ER209iです。
この綺麗なデザインに惹かれて使っていました。これの前はNM502iだったし、そのまえは3000台だか4000台しか販売されなかったER205をつかっていたわけで、レア電話機コレクターみたいないわれ方をしていたこともありますが、多分ちがいます。
ER205は当時としてはとても大きな電話機で、みんなに「トランシーバみたいだね」とか言われました。でも僕自身は結構この質感が好きで使っていたので、あんまり気にならなかったです。まあトランシーバみたいと言った人との間の通話では「ジュッ、どうぞ!」とふざけていってみたりしたんですが。
NM502iは赤外線に引かれて買ったのですが、すぐ赤外線には飽きました。赤外線は、なければ困る機能だとおもうんですよ、ノオトPCとかでも。U101は赤外線がないので時々困りますし。でも、べつにあるからといって頻繁に使う機能じゃないですね。いまのドコモのケータイには赤外線がついてる機種がおおいですね。
さて、本題のこのER209iなんですが、ER205のデカいデザインをリファインしてi-mode対応になってやってきて、すぐに飛びつきました。そして、すごいビックリしました。
「だいじょうぶ」を変換すると「大じょうぶ」になる。つまり、「大」と「丈夫」を分けて変換しないと、変換できない。
え?マヂですか?i-modeなのに熟語変換ですか?(連文節変換どころか、文節変換もできない)
ええ、それでも愛用しました。ずいぶん使いました。これをつかっていた時期は転職したり、別れがあったり、あたらしい出会いがあったりしてバタバタしていた時期だったので思い出がいっぱいです。
ちなみに、これらヨーロッパ製の電話機は、日本製の電話機と違うおおきな特徴があります。
「片手で使うには使いづらい」
これはですね、裏を返すと、
「ヨーロッパ人は指が太いので、電話機を左手にもち、右手の人差し指でボタンを押すのがあたりまえだから、基本的に両手でつかう設計になっている」
アメリカとかヨーロッパのドラマとか映画で、電話をかけているシーンがありますね。たいてい、両手でかけています。あの要領ですよ。
i-modeでも、漢字が使えても、基本的にはそういうことなんです。
いま、またDoCoMoはデザイン重視の端末も出してきていますね。僕は舶来信仰があるわけじゃないですが、こういうヨーロッパ製電話のような質感には到達していないんじゃないかな?と思います。その分、日本製は耐久性が(一部を除いて)すばらしいですし。
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コメント
こういうボタン部分を開くやつって
最近見ないですよね。
父が昔持っていて、私は使いすぎて壊した経験があります。
ま、そこまで使えれば捨てても悔いは無いかな?なんて。
(ちなみに高い時代だったので4万はしてました)
昔流行ったデザインも
懐かしかったりしますねー
投稿: haru | 2004.10.25 17:52
いつもコメントありがとうございます。
佐世保バーガーのついでに、中野の商店街にある中古携帯電話屋をのぞいたら、ER205が78,000円していました。
スタータックもありましたね。もうTACSなんて電波つかえないのにとおもいましたが。
意外と昔の電話機、懐かしかったり、いまでも通用するんじゃないか?とおもったりしますよ。
投稿: akst | 2004.10.25 20:00