ノイマン型コンピュータの限界
ちょっとマジメな話です。つまんないから読み飛ばしてもいいです。
仕事中に話をしていたところ
「それってでも最終的にはノイマン型コンピュータの限界なんだよね」というところに帰結してしまいました。
んー。10年前もだれかが「ノイマン型コンピュータの限界」といっていたし、20年前もだれかが言っていたんじゃないでしょうか。
コンピュータをつかって仕事をしている人(また、それそのものが仕事の人)の多くが持っている命題「高速化」。この問題に立ち向かうべく、いろんな技術革新があるわけです。
だけどまあ、多くの問題は高速化をしても解決しないか、もしくは高速化そのものがうまくできないという問題でもあるんです。だから、「ノイマン型コンピュータの限界」という言葉が出てきちゃうんだけど、それを言っちゃうと今までのことはなんだったんだということになってしまうような気もします。
10年くらい前、インテルはCPUの高速化はクロック周波数を上げることで解決しようとしました(あたりまえといえばあたりまえ)が、周辺回路はCPUのクロック周波数にあわせて周波数をあげていくといろんな問題がでるということで、倍速で動くようにしました。486DX2のことです。当時CPUは50MHzとかいう周波数でしたが、周辺回路を50MHzにするのはいろんな問題がありました。アナログ回路でいえば50MHzは十分高周波(超短波)ですから、あたりまえの話です。それ以降周辺回路とCPUの速度は倍率の関係になっています。
50MHzの周辺回路の周波数が無理だった時代から時は流れ、製造技術の進歩からいまは周辺回路が400MHzで動く時代です。CPUは3GHzになりました。3GHzなんて電子レンジの周波数ですよ!
それでも、やっぱ、「ノイマン型コンピュータの限界」ということはずっと今後も言われていくんだろうなと思います。
高速化における別の手法「並列化」だとかのはなしはまたこんどきが向いたら。
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