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2004.12.22

もう少し痛い話

痛い話の続きです。物語は盛り上がりを見せてきますけれど痛い話が苦手な人は読まないほうがいいです。僕も書いてて痛くなってきた。婉曲表現でわかりづらいかもしれませんが、ダイレクトにかくともっと痛いです。実話


さて次の朝バルーンカテーテルを抜いてもらった僕は晴れて自由の身となり大空に羽ばたきました。
しかしその自由も半月ともちませんでした。

「グリグリやって穴の中で石を砕いたため傷の回復のために穴の内側がもりあがりふさいでしまった。そのため出るものを出すのに3分とか5分とかかかるような異常事態に陥った」

この状態がひどくなったのは年越しあたりで病院は外来はやってないし、とりあえず我慢してたら、本当に出なくなりました。点滴みたいにしか出て行かない。苦しい。
年明け病院があいたので駆け込みました。すぐに腰椎麻酔をして(回転寿司は我慢した)バルーンカテーテルを入れられました。そして先生が一言

「2週間、このままね。でも、うちに帰っていいよ。普通に生活していいよ。」

バルーンカテーテルを入れた状態のままで普通に生活できるかどうかということは置いておいて、上半分は元気ですからこれには参りました。
通常バルーンカテーテルっていうのは手術後に、出すことのコントロールができない状態のときに使うものですから、「普通に生活」なんてしないものです。つまり、ほかのところはもっと具合が悪いわけだからこの程度の不便は不便でもなんでもない。だけれども僕の場合は「これ以外悪いところはない」わけですから程度の問題ではありますがすごいつらかったわけです。
まあバルーンが入ったままという状態そのものはあんまりつらくない。たいした問題じゃないんです。管だろうがなんだろうが入ったままというのは慣れてしまう。問題はそこじゃなかったのです。これには誰も気づかなかったんですが。

・ 「体が急激に陰圧になるととても苦しいことになる」
・ 「ちょっとでも男の人の生理反応があると圧迫されて激痛が走る」

これはさすがに気づかないですよ、誰も。先生もナースさんも僕も。
ほら、普通、そんな元気なひとが管いれっぱぱなしで2週間も生活しないでしょう。普通はもっとほかのところが具合が悪いから、歩き回ったりしない。歩き回るのが不便だからって(出るものをためておくための)バッグを取り外して管に栓をして生活したりしない。でもね、僕は仕事もあったし、上は元気だから栓だけして普通に生活しようとした。

普通に生活するひとのように、トイレにいって、栓を抜いた。勢いよく出るものが出た。あんまりに勢いが良いものだから終わる瞬間に圧力のコントロールが出来ない(普通は体の組織が閉じるので自然にコントロールされる)ので一瞬体の内側の圧力が下がりました。

「グホッ?」

体の内側が大気圧より急激にさがるなんてことは普通ありませんから、その圧力に対する痛みに耐えるようには人間は出来ていないんです。なんとかベッドまでもどりそのまま倒れこみ、気づいたら2時間後。そう、気絶していました。
さて、トイレに行く度におこるこの激痛の対応を考えました。バッグさえつけておけばこんなことにはなりませんが、液体の入ったポリエチレンのバッグをぶら下げたまま会社に行くわけにも行かない。かといって栓を抜いたら圧力がコントロールできなくて気絶する。どうしよう。

「半日かかって、なんとか排出時の圧力をコントロールするワザを身につけた。それまでにもう2回気絶した。」

とりあえず落ち着いて寝ました。次の朝、激痛で起きました。
意味不明なままもんどりうって、激痛のまま、また気絶しました。つまり、痛さで起こされてそのままノックアウト。

しばらくして目がさめて冷静に考えました。
「あ、これは男の生理現象によって圧迫されて痛いんだ。」と推察。早速再現を試みました。
案の定痛くなってきました。「あ、やべえこのままだとまた気絶する・・・」
目がさめたのは2時間後でした。つまりこの日、朝から2回も気絶してたわけです。ほぼ何もせずに。
前の日3回も気絶してるのに。まずい。これは深刻だ。ましてや僕は一人暮らしだ。まずすぎる。

この問題の解決はあっさりしてました。

当時某TV局で放送していたドラマの某大女優様(右)の某写真のJPGをノートパソコンのデスクトップにおいておき、生理現象がおきそうになったらフルスクリーンで表示する。」

これは効きました。効果テキメン。痛くなりそうになったら「ちょっと待って、神様」という感じでダブルリック。渡る世間は鬼ばかりでもないわけです。

さて、これ以上痛い話はないとおもっていたのですが、さらに物語は進行します。ドラゴンボールで言えばピッコロを倒したのが前回、そしてベジータが今回なわけですが、さらにフリーザというかんじ。ドラゴンボールが「強さのインフレ」なら僕は「痛さのインフレ」。

つづく。

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コメント

初めまして。Primeraと申します。

痛さで気絶する、想像できないです。僕は、血液検査の注射で何度も貧血に陥ったことがあるので、何とも想像がつきません。

お大事に。

Primera

投稿: primera | 2004.12.25 01:44

こんにちははじめまして。コメントありがとうございます。
最初はきづかなかったんですよね、気絶って。
なんだろう?なんで時間が進んでるんだろう?(外が暗いとか時計がすすんでいるとか)
何度か経験してみると、痛みをぐっとこらえてぐっとぐっとしていると、目をつぶっているその目の前が真っ暗になっていく感じです。で、気づいたら、夜、とか。
今年は今のところ元気なので、健康に感謝です。
ありがとうございます。

投稿: akst | 2004.12.25 10:25

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