TENGU ビーフジャーキー
子供のころ、アメリカっていうのはなんか輝いた存在だったですね。
オリンピックでは空から人がジェットで降りてきたしレーガンは強そうにみえたし、スペースシャトルはカッコウよかったし、テリーマンはいい奴だったから。
だけれども、住んでるわけでもなく、行き来するわけでもないところだから現実的な存在じゃないわけです。
サンタモニカに住むおじ(母の兄)が日本にやってくるとお土産をくれるのですが、原色の衣類だとかスイカのガムだとか、これまた僕らの日常からは非現実的で、それもまた輝いた存在にしてくれたものだと思います。
で、アメリカ土産といえばビーフジャーキー。
テングビーフステーキジャーキー
レギュラー
子供心に「こんなおいしいものいつも食べられてアメリカってすごいなあ」っておもったんですが、よく考えれば毎日こんなもの食べてませんね、アメリカ人。
さらに大人になってから気づいたのですが(遅いよ)、テングって日本語だし、原材料にしょうゆがつかわれているわけで、これはまったくもってして「日本人のためにつくっている」んじゃないかな、と。
そう気づいた後でも、アメリカ帰りのお土産で一番うれしいのはこれ。
だって自分で買って食べるにはいささか高い気がするので。でも通販だと安く買えるのですね。
ちなみに、子供のころあんなに輝いていたアメリカですが、その後僕の中でどうなったかというと
妹がホームステイから帰ってきたときに
「アメリカのTVCMはみんなプリングルスみたいで歌って踊るのばっか」
とかいったのを聞いてああそうか、と納得してみたり
自分がアメリカに行って
「こんな食事で我慢できるなら、戦争のときは困らないだろうな」
とかおもったり
「アメリカのドラマはいつもみんな怒っている」(XファイルとかERとか24とか)
とかおもったり、なんだか色あせてきてしまったのは僕が大人になったせいだとおもいます。
大人になるって、何かを失うってことなんですね。ビーフジャーキーだけは相変わらず好きですけれど。
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