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2005.01.04

ケーブルと電源アダプタ 良心のない設計

cablejungle

引越しで苦労したのはジャングルと化したPC裏のケーブル類とACアダプタのこんがらがった状態を解きほぐし整理して荷造りすること。

常々思うんですが、テクノロジの進化に置いてきぼりなのがケーブル。そしてテクノロジの進化とともにユーザビリティが退化している電源関連。僕はこのケーブル問題の放置と安易なACアダプタによる電源確保はデバイスの作り手側が良心を失った結果じゃないかと思っています。

あんなでかい箱をコンセントにじかに挿せとは無茶な話。あんないろんな太さと長さのケーブルをちゃんと挿せとは無茶な話です。使う側の気持ちにたって考えてほしいですね。RV車の「ちゃんとしまうことができなくて外に出ているスペアタイア」みたいに「こういうものはそういうものだから」的なエクスキューズもどうかと思います。

さて、昔のハイテクはどうしていたのかというと、たとえば今はローテクな感じすらするアマチュア無線での電源確保はACアダプタなんて無粋なものは使いませんでした。(まあノイズの問題もあってつかえなかったっていうところはあるのですが)

どんなメーカのデバイスも、DC13.8Vを入力し、内部で必要な電圧をつくって動いています。なので、1個容量大きい電源装置を用意すれば、そこからいくつもDC電源を確保できたのです。

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こういう安定化電源1個ですむのです。

まあいまのデバイスはコストとかサイズとか消費電力の問題もあって、独自に電源確保したいのはわかるんですが、では百歩譲って、せめて「ACアダプタには何のACアダプタなのか明記してくださいよ!」

ちなみにこの引越しウィークで格闘したACアダプタは両手に余る数でしたが、「○○用電源アダプタ」と明記してあったアダプタは1個のみ。それには「ダイノバイザー専用電源アダプタ」と書いてありました。ダイノバイザーが本当に必要なデバイスなのかどうかは悩んだところではありましたが、この姿勢には好感がもてました。

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