コゲコゲかつナマナマ
僕は焼肉を焼くときに肉はひっくり返しません。もし網の上でひっくり返されてしまった肉があれば、それはもう僕のではありません。だれか食べてください。
なぜひっくり返さないか?と聞かれることが多いのですが、僕はひとつの食材の一部があぶられていて、かついつ部がナマの状態のものが大好きで、わざわざそういうものをを全部あぶってしまってはもったいないと思っているからなのです。こういう説明をしてもあんまりわかってもらえないですが、わかってくれなくていいから僕の肉はひっくり返さないでください。(もしくはひっくり返さない肉というものを残しておいてください。)
週末もんじゃをたべながら、ボーっと考えていました。僕はなぜお好み焼きよりもんじゃを好むのだろう?と。
そしてぼーっと
「コゲコゲかつナマナマが好きだから」
とわかりました。お好み焼きはひっくり返します。まあ、中は多少ナマナマしているものですが、両面焼きです。それに対してもんじゃは「ひっくり返さない肉」とおなじ。表はナマナマ(ナマっていうほどでもないわけなんですが)、裏はコゲコゲですね。
こういうのがポイントなんだ、と。
食べ物を食べる上でこういうどうでもいいこだわりは多少幸せじゃないのかもしれませんが、どうも、こう、裏がコゲてて表がナマナマじゃないと、もったいない気がするのです。
これはコゲコゲしないからダメかというと、これは駄菓子だからOKという不条理を自分の中に感じています。
しかし、1ダースもこれを注文するというのは勇気の要ることだと思います。大人なら箱で1ダース、買いましょう。
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