矢田亜希子さんの前髪(が自由化したなあ)
日曜の終電の中で、ブランド王ロイヤルの社長の前髪が日常生活を営める程度に縮小したようなウィッグをつけた紳士を見かけて、前髪についていろいろ考えていると、矢田亜希子さんの広告写真が目に入ってきました。そこで男性の前髪について考えるのはやめにして彼女の前髪について考えながら帰ってきました。
(森田社長は自前なんですかね?あの紳士のはウィッグじゃなくてエクステと呼ぶべきだったのでしょうかね?だって前だけだったんですよ、ひさしの部分だけ)
「最近、矢田亜希子さんの前髪が自由化してるなあ」
昨年くらいまで、矢田亜希子さんといえば、花王ケープもびっくりするくらいどんなシーンでも前髪が特徴的でした。トレードマークとうくらいな不自然さはないけれど、予定調和という言葉がしっくりくるくらいの前髪ね。
それがどうも最近前髪がそうでないんですね。固定イメージを避けたのかもしれません。なんていうか電電公社がNTTになって電話が黒電話だけでなくなったとき(電話事業の自由化)のような気持ちがします。静かに、そして着実とした変化というかなんていうか。電電公社の民営化という大イベントをのぞけば、電話の自由化っていうのも割と静かで着実なものだったと思います。
矢田亜希子さんはテレビCMや雑誌の表紙でいつも見かけますね。他のタレントさんとちがってジョイントプロモーションみたいな波のある露出(映画とかドラマが近いと露出がおおくなるということ)ではなくて、いつもこちらを向いて微笑んでいます。静かに、そしてとても露出が多くて僕らは意識的、もしくは無意識にいつも彼女の顔を見ているわけです。
広告としてはこうした静かで着実な影響力っていうのを期待しているのでしょうから、お金のことも「よーく考え」てしまったり、あの航空会社で出かけようと思ったりしたら、それは広告キャラクターとしては大成功なんだろうとおもいます。でもこれだけ静かで着実な影響力ってなかなかすごいことですよね。
隠然とした影響力の行使という意味で言えば、たとえば先日後継者が決まってほっとしている大山のぶ代さんの声でテレビから
「みんな、学校なんかいくのやめちゃおう」
って声が聞こえたら小学生はいっせいに学校にいかなくなってしまうなあとか、
電話をかけるとかたっぱしから中村啓子さんの声で
「ただいま、すべての通話が規制されています。後ほどおかけ直しください」
とかいわれたら日本中パニックをおこしちゃうんだろうなあ
と、ほんとうにどうでもいいことばかり考えちゃう日曜の終電の中でした。だって2週連続して日曜にオフィスに仕事しに出ていて、2週連続オフィスに泊まっちゃ悲しいとおもったけれど、だからといって日曜の終電ってのもやっぱり悲しかったから。
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