術語集、そして琉伽といた夏
気持ちを安らかにするために、本を読んで自転車をこいでいました。
現実や世界を読み解いていくためのキー・ワード=術語。現在の〈知の組みかえ〉の時代にあって、著者は、記号、コスモロジー、パラダイム等、さまざまな知の領域で使われている代表的な四〇の術語と関連語について、概念の明晰化を試みながらそれを表現の場で生かそうとする。現代思想の本質が把握できる、〈気になることば〉の私家版辞典。
これ大学受験のときに受験のために買ったんですが、入試に役立てることをしないで(そういう科目を選択しなかった)、そのあとの大学の勉強に役立てた覚えがあります。受験勉強がその後の人生に役立った例ですね。
今読んでも実に意味のある書です。僕自身は記号論の基礎知識として捕らえたんだけれども記号論はちゃんと勉強したとはいえないなあ。
つぎにこれ
平穏な日常を送っていた遠野貴士と弥衣兄妹。だが、ある夏の朝、弥衣は空を覆った不気味な閃光の直撃を受けた!! 奇跡的に命はとりとめたものの、その直後から不審な行動をとり始める。妹の身に起きた驚愕の真実とは!?
これはSFモノですね。全4巻で一気読みにはちょうどよいボリウムだったのです。外薗昌也氏は「目に力のある」絵を書きますね。ただまあ、兄って妹に対してこんなにコミットした日常生活をしていたかなあ?と、兄としては思います。
そして自転車を3時間くらいこいでいました。オフィスに行かない休日って素敵。
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