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2005.04.29

「剣の舞」とモチベーション (とガイーヌの混乱)

企業のマネジメント用のソリューションのCMで、とても高い位置に玉入れの籠を置いて「目標は高いほど」みたいなことをのんびりと経営者がいっているはるか下で、大量の従業員ががんばって玉入れをしているCM。バックグラウンドにはハチャトゥリアンの「ガイーヌ」から「剣の舞」。この「剣の舞」という曲は

実はハチャトゥリアンが「ガイーヌ」を作ったときには含まれていなかったのだけど、初演のときに1曲足りないことがわかって徹夜で作った曲というのは割に有名な話。

作った人(広告代理店やCM製作会社)や発注した人(スポンサー)が、そういうことを知っていて、意図してこういうCMにしたのならブラック過ぎるし、そうでないなら、知性のバックグラウンドが疑われるという、ある意味CM製作の難しさがよく現れたケーススタディなんじゃないかなあとおもいます。

さて、そんなアレな話は置いておいたとして、このグルジア生まれのアルメニア人作曲家ハチャトゥリアンがつくった「ガイーヌ」、ソヴィエト体制の中で作られたとは思えないほどに表情が豊かでエキゾチックな作品です。
ですが、これ、非常にクセモノで、ハチャトゥリアンは上演するたびに手を入れていて、よく知られている「初演版」と「ボリショイ版」のほかにも演目が違うものが複数あるようで、さらに演奏会用組曲にしたものですら複数種類があるようです。
さらにいま世の中に出回っているCDの多くは
「適当なアソート版CDのなかに剣の舞だけ入ってるもの」
「バレエのハイライトだけCDにしたもの」
「とりあえずガイーヌの中から抜粋して入れたアソート版」

どれが決定版なんですかね?という状態なんです。
オススメどころか自分ですらどれを聴いていいのかわかんないままの曲だったりします。

どこかの力とお金のあるレーベルが、それぞれの版を片っ端から録音して、「ガイーヌ全集」にして売り出してくれたらマジメに売れると思うんですけれど。解説付で。

音楽性の話を置き去りにして書いてしまっていますが、個人的には「ガイーヌ」の中では「序奏」「レスギンカ」「収穫祭」あたりが演奏される機会も多いし、非常に表情豊かだと感じで好きな曲だったりします。

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