夏のスーツスタイル
今年の夏はクールビズだとか言う言葉がマスコミだか政府だかが一生懸に言っていますが、言葉って言うのは政府だとかマスコミだとかが大々的に使うとあっというまに陳腐化して消費されつくしちゃうということに、そろそろ彼らも気づいたほうが良いんじゃないかとおもっているわけです。
あ、のっけから話題がそれちゃいましたが、あろうことか今年の夏は僕はスーツを着ていることがおおいです。人生でこんなにしょっちゅうスーツを着るなんて初めてなんですが、週4日も着ています。しかもこの暑くなってからの話。
毎年スーツを着ている人は夏が大変だなあと他人事のように思っていたのに、今年は自分がそういう立場です。
夏のスーツ、政府やマスコミがどうのというより、やっぱ自分が暑いからどうにかしようとおもっているわけですが、その中でも僕が心がけていることはいくつかあります。
・ 移動中はネクタイ外してもいいとおもうけれど、ポケットにネクタイを入れておく
ネクタイがないと困ることはとても多いです。基本的に自分のオフィスや移動中はいいけれど、客先にネクタイなしはさすがにまずいこともありますよ。
・ ワイシャツの下には白い丸首のシャツなんか着ないけど、素肌にワイシャツでもない。
白いのが見えていいのはカジュアルやブルーカラーの着こなしですね。ホワイトカラー、ブルーカラー、それぞれの仕事着の着こなしがあるのですから、それぞれにあわせないと格好悪いので避けています。(作業着で胸元がグっとあいていてもイヤでしょ?)僕は以前からスーツのときはVネックのTシャツを着ています(普段は絶対着ないけど)白は透けてラインがみえるので避けて、グレーにしています。女性がベージュを使うのと同じ理屈です。ワイシャツは本来下着だから、下に何も着ないという意見もありますが、高温多湿で汗でびっしょりとなるととてもみっともなくなるのでそれも避けることにしています。素肌で2ボタンあけは論外です。ただのチンピラになっちゃいますから。
・ ネクタイを外しているときは上着は着る。上着を脱いでいるときはネクタイをする。
これも大事なことだと思っています。片方を省くことは「暑いから」というエクスキューズでクリアできることですけれどさすがに両方省いてしまうと上半身にしまりがなくなるし、仕事がない疲れた人みたいになっちゃいます。カジュアルスタイルとは違ってアクセントがないのだから、なんらかでアクセントをつけないとしまりがなくてだらしないかんじがしちゃいます。ネクタイをしていれば上着を脱いでも仕事中というのはわかるし、上着を着るということは、服装を完結するという意味があるのですから、どっちかは守りたいです。
・ 色の濃いワイシャツは着ない。
白がベースで、色がついていたとしてもそれは柄で、というスタイルをとります。ストライプやチェックのラインの色で、ワイシャツの色を表すものだけにしています。汗が染み出たとき、白が基本だと目立ちにくいのと、色みの観点からです。黄色や青ベースだと色の透明度が落ちて重みが出るし、濃い色(青やグレー)は汗じみが目立ちます。見た目の涼しさも大事ですから。
・ 靴はトラッドで通す
いやまあ、ネクタイをしなかったり上着をきなかったりして上が多少だらしなくなるのだから、足元はポイントでしっかりしておいたほうが全体的にしまると思っているからです、はい。
いや、「クールビズはこうしろ」的な話題が結構あちこちであったりしますが、要は仕事に支障が無くて暑くなければいいわけなんです。でも見た目他人様に不愉快な思いをさせたりしてもしかたないわけで、結局気を使うことには違いありませんから、服装の基本的な意味をおさえておけばいいんじゃないかな、と思っています。
いや、まあ、アロハとかバミューダパンツで仕事したいよ。ホントは、ね。
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