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2005年12月

2005.12.31

おおつごもりにおもふ

今年も1年、ウェブログを続けられました。いろんな出会いもあったし、いろんなひとに支えてもらった1年でもありました。

みなさま、ありがとうございます。

全然関係ないけど、毎年年末に思うこと

「毎年毎年、大晦日に各チャンネルそろって裸の男の揉みあい見せるな!」

みたくないやつもいるんだよ、そんなもの、うちでのんびりしてるとき。

テレビ局の人たちも休みたいんだろうから、そういうときは古い映画でもずっとながしていてくれたほうがずっとありがたいですよね。

「新幹線大爆破」とか「ロベレ将軍」(これは数年前の年末だか年始にやった)だとか、「戒厳令」だとか、植木等のサラリーマンシリーズだとかね。

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2005.12.27

スピワックのN3Bはファーがコヨーテであったかい

n3b
今年の冬は寒すぎます。寒すぎてすでにN3Bを出して着ています。長野に行ったときも、これさえ着ておけば何とかなるとおもって着て行きました。(実際なんとかなった)

さて、今年の冬もなぜか人気らしいN3Bですが(あったかいからあたりまえか)、もうアメリカ軍はN3Bを制式採用しているわけじゃないので、実際は各社からN3Bの形をしたジャケットが売られています。

こうなると、いろんな素材のN3Bが有名無名含めていろんなところから出ていますが、僕がオススメなのは、以前にも紹介したスピワックのN3B。

ALPHAなどのN3Bはファーがケミカルで、最初の1年はいいのですが、クリーニングを繰り返していくとどうもファーの毛の部分が縮れてきてしまって、結構野暮ったくなります。
スピワックのファーはリアルファー(コヨーテ)なのでクリーニングに気を使いますが(扱ってくれないクリーニング店も結構ある)、クリーニングから帰ってきても縮れて変になったりすることはありません。
毛皮を扱えるクリーニング店で丁寧なドライクリーニングをたのめば、2000円台~3000円台でクリーニングできると思います。

楽天でコヨーテのN3Bを探してみると、スピワックのものは結構値が張りますが、これは本当にあったかいし、なによりリアルファーの質感は寒いとありがたいので、オススメです。

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フロマンガ 吉田戦車

最近マンガよんでないじゃ~ん、って思ったのですが、忙しくてストーリ性のある長い連載物を追いかけていく時間が無かったりするからなのですよと言い訳。ちゃんどドラマは見ていたりする(「野ブタ。」とか)ことには気づかないふり。


フロマンガ 第1巻
吉田戦車

吉田戦車は90年代の妙に力の入ったギャグから、「ぷりぷり県」あたりで力が抜けて、ちょうどよい濃さになっているんじゃないかなと読み続けながら思います。ずっと読み続けていけるギャグ漫画家っていうのも、そうそういないので、この存在は非常に大きいんじゃないかな、ともおもいます。

フロのことしか書いていないフロマンガ、ぜひフロで読めるビニールバージョンがほしいものです。

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2005.12.26

ほうとう 足湯 のんびりしてきた

クリスマスイブはスレッガーさんの命日なのでおとなしくしていることにして、次の日「青春18きっぷ」をつかって甲府でほうとうをたべて、上諏訪で足湯の温泉に入って、かえってきました。

houtou
ほうとうというのは、かぼちゃの入った味噌煮込みのひらたいうどん

18きっぷは10年位前から1回分(1人分)ずつきりはなして使うことができなくなり、1回分(1人分)だけ使いたいとか2回分(2人分)だけ使いたいというひとは、オークションや掲示板で「のこりが希望の回数分のもの」を探すか、最初に自分で買って、「残りの回数分を買い取ってくれる人を探す」方法でしか使えなくなりました。不便ですが、しかたない。僕は今回残り回数分を引き取ってもらうアテがあったので、5回分を買いました。

大月まで「ホリデー快速河口湖号」(あずさを引退した古い特急形車両で走る、乗車券だけで乗れる快速電車)でいき、大月で一休みして甲府へ。甲府の駅前でほうとうをたべて小淵沢へ。小淵沢でお土産を購入し、上諏訪へ向かいました。

mukashinoholidaykaisoku
(写真は昔のホリデー快速。昔はリニューアルした急行形車両でした。)

上諏訪駅のホームには以前から温泉がひかれていて、昔は「乗車券(入場券)があれば無料で入れるホーム風呂」だったのですが、さすがにホームで全裸になるのは恥ずかしいし、利用したことがありませんでした。そういう人が多かったようなので、数年前に気軽に入れる「足湯」につくりかえられ、僕らがのんびり浸かっている間もいろんな人が出たり入ったりしていました。

ashiyu
いきなりホームにある、足湯

ここは温泉の源泉の温度が高いので温度調整に加水している以外は、源泉そのものだそうです。
のんびり時間を掛けてあったまって、のんびりまた鈍行列車で帰ってきました。

青春でも18でもないのになぁ。まあ久しぶりにのんびり出来ました。
早く移動するだけが旅ではないですね。

甲州ほうとう「かくし甲斐路めん」 NK20
武田の陣昼食だったとは後で知りました、ほうとう。

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2005.12.20

ドッグイヤー

ドッグイヤーといっても、来年の戌年のことではなくて、コンピュータ業界での時間の進み方の話。

このウェブログを書いている人は、仕事のことをウェブログに書かないことにしています。それは僕個人の仕事の話をしても誰もあんまり面白くないということと、ウェブログに仕事の事を書くと、僕自身にいろいろ影響がありそうだから。
だから、いままで意図的に仕事の話はしなかったし、職業を訊かれてもあまりはっきり書かなかったのですが、先日ふと思いました

「僕がコンピュータだとかソフトウェアだとかインターネットだとかでお金をもらうようになってから10年が過ぎた。」

10年前の年末といえば、Microsoftが「革新的OS」であるWindows95をリリースしたあたりで、僕は「機密保持契約書にサインできるようになった」(つまり成人した)この1995年の10月から、こうした仕事でお金をもらうようになったのです。10年一昔とは言うけれど、この10年の間には業界も僕個人も本当にめまぐるしく環境が変化したと思います。
業界は仕事が細分化して、ちょっとでも専門が違うとわからないことだらけになってしまったし、僕らの遊び道具だったコンピュータや遊び場だったインターネットにはハイエナのような人がいっぱいやってきてしまった。

そういう悲しい側面もあれば、僕個人としては、僕らが子供のころからこうした仕事をしている伝説的なエンジニアや、有名な書籍の著者、第一線で活躍するジャーナリストや、はたまた物議をかもした技術を開発した研究者の人と一緒に仕事をすることが出来たりと有意義な10年であったとも思います。

僕自身はここ数年、ある意味そうしたプロフェッショナリズムとは少し離れた位置で仕事をしてきたのですが(別の意味ではある分野のテクノロジにどっぷり浸かっていた)、この年明けからまたプロフェッショナルを相手に仕事をしていくことになりそうで、すこしウキウキしています。

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2005.12.19

クナイプのバスソルト

クナイプのバスソルト、この間いただいたものです。

【とにかく美肌の】クナイプ バスソルト(ヘイフラワー)850g KNEIPP

これ、安くないので、ときどき、自分へのご褒美って言う意味で使うのがいいです。自然な香りが本当に気持ちをリラックスさせてくれるのですよ。
あんまりこういうのはあんまり期待してなかったので、期待以上のリラックスでした。

こういうの、もらうと本当にうれしいですよね。だから、今度は誰かに贈り物をするときはぜひと思います。

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2005.12.16

トイレが近い

今日

「そういえば、トイレ近いですね」

っていわれました。
自覚しているんだけど、ヒトにいわれると、「ああ、そっかー、近いよなあ」って思います。
車運転してると、もうだめ。1時間も運転してると、目がトイレ(というか駐車場のあるコンビニ)を探しています。いや、ホント。

これには理由があって、すぐ石が出来ちゃう(「痛い話」参照)から、その予防のために水分をとにかくたくさんとるためっていうのもあるんですが、本人としてはトイレなんて実際めんどくさいから出来るだけ行きたくない。
あまりに行きたくない(めんどくさい)ものだから、ほんとうにどうでもいいことを考えたりするのです。(「ノーベル賞」参照)

だけど、実際トイレに行かなくて済む生活を経験してみると、そんなことよりちゃんとトイレにいけることのほうが幸せだと思います。(「もう少し痛い話」参照)

だけど、あんまり近いのもどうかと思います、いや、ほんと1時間おきにトイレに行かざるを得ないのは遺憾の意を表明します。

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2005.12.15

きびだんご 吉備?黍?ダジャレ?

きびだんご(20本入り)
きびだんご(20本入り)

お土産に「きびだんご」をもらいむしゃむしゃたべていたんだけれども、これは吉備の国で黍(きび)でつくるからきびだんご?
ダジャレ?

まあ、そんなことはおいておいて、むしゃむしゃいただきましたが、くれた人の家来にもならなかったし、鬼も退治に行きません。すみません。

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2005.12.14

祖父の他界 警視庁と警察庁

祖父が他界しました。享年85歳。
陸軍に志願し騎兵として満州へ。除隊後警視庁へ。巡査から警視正まで、警ら勤務から警察大学校、機動隊、警察署長と勤め上げた人です。

孫にはやさしい祖父でしたが、よく考えたら軍隊から警察へ、という人だったので、厳格な人でもあったのです。
遺影は退官のときに撮影した警察の礼装制服のもの。金モールのついた礼装っていうのはなかなか立派なものでした。

ああいう礼装がある職業は、警官、消防士、軍人くらいしかないわけで、これは階級と指揮命令系統のある公務員にのみあるものです。

(ちなみに、この3つに階級があり、上官の命令が絶対なのは、死ぬかもしれないような任務を命令したり遂行したりすることが求められるためで、ヌルい上下関係では絶対に任務が遂行出来ないからです。この絶対的なシステムは共産主義において思想的に矛盾してしまったために、ソビエトでは「政治将校」というシステムを付随させたのですが、これはこれで軍事的にはとても非効率になってしまうものでした)

さて、警視庁。日本の警察は(建前は)地方(自治)警察なので、それぞれの都道府県に警察があり、それぞれ
「○○(道府県)警察本部」と呼ばれるのですが、日本の首都東京を守る首都警察だけは「警視庁」と特別扱いです。東京都の機関でありながら、警察庁の直接監督下にあります。(道府県本部長は警視監、警視庁のトップは警視総監で、各管区警察局局長も警視総監。階級も1個上です)

それに対し警察庁というのは、国が警察を監督するための官庁で、国の行政機関です。

よくこの2つ、ごっちゃになっていますが、桜田門にあるのは、「警視庁」のほうです。「警視総監」は「警視庁」の一番えらい人で、警察庁の一番えらい人は「警察庁長官」で、これはまた実は階級がない唯一の警察官だったりします。

祖父が他界したことで、警察のことをいろいろ考えてみました。

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2005.12.08

インフォメーションとインテリジェンス

湾岸戦争のとき、テレビでその特徴的な髪型と緻密な軍事知識で一躍有名になった江畑謙介氏は、軍事評論家というより、戦略的情報分析家というべき、情報を収集し分析することにおいてはぬきんでた才能と努力の人ではないかと思います。


情報と国家―収集・分析・評価の落とし穴
講談社現代新書 江畑謙介

本書の中で彼は情報(インフォメーション)と情報(インテリジェンス)の違いを明確に説明し、またインフォメーションをインテリジェンスとするためには何が必要で、どういうプロセスを用いるのかということを具体的な事例を挙げて、インテリジェンスの重要性を説明しています。

国家とか軍事とかとは直接関係のない経済の中で生きている人間にとっても、とても重要なエッセンスの詰まった書だなと、思いながら読んでいます。

関連リンク
書生訓: ネタとかネタ元とか

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2005.12.06

本革マウスパッド もう8年か9年くらいつかっている

kawahimo
今回の主役は後ろがわのマウスパッド

僕が使っているマウスパッドはあるオンラインサービスがノベルティでつくったもので、あろうことかノベルティなのに本革で作られています。もう8年だか9年だか前に2枚ほどもらったのですが、オフィスと自宅でずうぅっと使っています。
本革って靴や財布や鞄につかうのはあたりまえですが、マウスパッドに使うのって贅沢ですよね。でもなじむとこれが意外と手放せない。
MP3プレーヤを革紐でぶらさげてみた記事のときに、MP3プレーヤを載せている茶色の物体がソレです。

この間オフィスで私物を整理しながら、「ああ、これずいぶんながいことつかっているなぁ」と感慨深くおもったのですが、自宅に帰ってきたら、自宅でも同じ物使ってるじゃん、ってことで、手放せない周辺機器(機器ってほどのものじゃない)です。

長く使えるこういうものは重宝します。

楽天で探してみたら、こんなものがありました。値は張るけど、その価値はあると思います。

<本革>マウスパッド
<本革>マウスパッド

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