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2005.12.08

インフォメーションとインテリジェンス

湾岸戦争のとき、テレビでその特徴的な髪型と緻密な軍事知識で一躍有名になった江畑謙介氏は、軍事評論家というより、戦略的情報分析家というべき、情報を収集し分析することにおいてはぬきんでた才能と努力の人ではないかと思います。


情報と国家―収集・分析・評価の落とし穴
講談社現代新書 江畑謙介

本書の中で彼は情報(インフォメーション)と情報(インテリジェンス)の違いを明確に説明し、またインフォメーションをインテリジェンスとするためには何が必要で、どういうプロセスを用いるのかということを具体的な事例を挙げて、インテリジェンスの重要性を説明しています。

国家とか軍事とかとは直接関係のない経済の中で生きている人間にとっても、とても重要なエッセンスの詰まった書だなと、思いながら読んでいます。

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書生訓: ネタとかネタ元とか

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