死んだらおどろいたが、死んだからおどろいた
丹波哲郎氏が本当に亡くなった。
死んだらおどろいて戻ってきた話だが、今回は戻ってこないでしょう。ご冥福をお祈りします。
この話題が僕にとってタイムリーだったのは、金曜に日曜洋画劇場でキアヌ・リーブスの「スピード」をやっていて父が見ていたので、僕は
「こんなの爆発して男女が抱き合って終わるところだけハリウッドで、あとは新幹線大爆破のパクりだ」と大笑いしていたから。
結局ハリウッド映画ってのは、爆発して男女が抱き合って終わる
(インド映画がひたすら踊るのと同じ)
そして結局、元ネタの新幹線大爆破を見て、「日本の映画で唯一すばらしいといえる物はこれだけなあ」と思っていたから。
新幹線大爆破 1975年 東映
この映画のすばらしいところは
・ 出演者がひたすら豪華。主演が高倉健だが、脇役がほとんど大物俳優と大物女優
・ 荒唐無稽な設定とそのパニック性
・ 当時の国鉄の協力が得られなかったための、チープな特撮と合成
・ それでもひたすら必死な出演者
・ ラストのシーンで余韻に浸るひまもなく画面に大写しになる「特別出演 丹波哲郎」の文字
っていうか、とりあえず見とけ!(命令調)
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