SAS(睡眠時無呼吸症候群)とPSG(終夜睡眠ポリソムノグラフィー)とCPAP(持続気道陽圧法)
先日、終夜睡眠ポリソムノグラフィー(PSG)という検査を受けました。あまりに日中眠いのと、いびきがひどいので、睡眠時無呼吸症候群(SAS)を疑ったからです。脳波や体位、呼吸、酸素飽和度、いびき(音)などをチェックするセンサーを体中(とくに頭)につけて、一晩寝ます。保険診療でも3万円くらいかかります。
・ ステージ3と4の深い睡眠(ノンレム睡眠のうち、深いもの)がほとんどありません。
・ レム睡眠も、1回しかありません
・ 100回以上も、(無意識に)おきています。
・ ずっといびきをかいています
・ 無呼吸と低呼吸が見られます。
グラフをみるとわかるのですが、本来なら、一晩に数回ノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返すはずが、1回しかサイクルがありません。ずっとうたた寝をしているレベルの睡眠。そりゃぁ、眠いはずです。
のどのCTを撮ると、舌根のあたりの気道が閉塞していました。とりあえずCPAPという鼻マスクとコンプレッサをつかう治療をすることになり、その適切な圧を決定するためにもう1回PSGをしました。
このときは圧を自動で上下するオートCPAPをつかったのですが、やはり慣れなくて深い睡眠はあまりなかったり、最長の無呼吸時間が延びていたりするのですが、全般的に、睡眠がサイクルをつくっていることから改善が見られた、ということになります。
この検査で、処方される固定CPAP(あらかじめ圧を設定したコンプレッサと鼻マスク)の圧を決定しました。
先日から使っていますが
・ 最初はなれないどころか苦しかった
・ 最近は寝入りばなはなれたけれど、夜中にはずしていて、朝方おきて、気づいて付け直す
・ ダースベイダーみたいな見た目と音(シュー)で、ネコが怖がります。
すこしずつ慣れていくといいのですが....
軽めの無呼吸、いびき、はぎしりなどは、マウスピースが効果的らしいです。
医者に行くのがめんどくさかったら、ためしにこういうのもありですね。
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