温存、QOL
石だと思ったので、先週会社を早退して泌尿器科の先生に会ってきたのですが、痛みもないし、病院で尿検査しても血も膿も出ないので、先生が
「ウロフロー(注1)の状態が壊滅的な状況じゃなければ、温存しよう」
と言いました。まあ、切ったり入院したりしたいわけじゃないので、それでいいやとおもって帰ってきました。
いや、まあウロフローは悪いし(100ml/min程度・病院で自分で測った)、痛いんだけど、壊滅的な状態という自覚はないからそれでいいやとおもいました。(自覚してからじゃあ、遅いんだけど)
熱については
「だってキミ、採血してもRA反応出るから、結果がぼやけて特定できないよ、申し訳ない」
と。まあ、実際採血するとCRPが高いとかRA反応が出るとか(注2)はいつものことだし、そのせいで症状の原因がぼやけるわけだからしょうがない。(注3)壊疽性膿皮症のときだって、最初に駆け込んだ整形外科の先生が、ひざにたまった水を培養しても細菌が出ないし、それでもCRP高いから訳わかんなくなってしまって、ステロイドの使用が遅れて足がどんどん腐っていったわけです。(注4)
まあなんにしてもQOLが最優先(注5)だし、処置するより温存するほうがQOLの点からみてマシじゃないか?と先生がいうので、まあ、とりあえず、様子を見ることに決めました。
そうしたら、週末にむかって熱は引いていったので、日曜ちょっと外に買い物に出かけたのだけど、夕方からまた熱が上がってしまった。
なんにしても、とりあえずボーっと体を休めるほかないのだろうな、と思います。ちょっとくたびれた。
(注1)ウロフローとは、排尿の流れのこと。普通は排出曲線のことを言うが、この場合、最大1秒当たり何ミリリットル排出できるか、という単純な話をしている。これが悪いと腎臓にとても悪い影響が出やすい。
(注2)CRPが高いと、どこかが炎症を起こしてるということ。普通は細菌感染を疑うのだけど、RA反応(リウマノイド因子)が陽性だと、それのせいということになる。でもRA反応がなぜ出るかはだれもわからない。
(注3)検査結果がRA反応によってノイジーになって、サンプリングできないから。
(注4)普通細菌感染による炎症にはステロイドは使えない。悪化するから。細菌感染が原因でないとはっきりしていれば、ステロイドはとても有効。この場合、細菌感染じゃないとだれも確信がもてなかった。
(注5)QOLについては議論のあるところだけど、それは僕の意思(気持ち)が最優先だということを先生は言っている。実際「今は」切って、管突っ込んだまましばらく生活する気持ちにはなれない。
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