「丸山眞男」をひっぱたきたい (世代間闘争)
「丸山眞男」をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。
今年、「論座」に寄せられ、おおきな反響を呼んだ赤木智弘氏のこの記事ですが、これを論ずることは他の暇な方にお願いするとして(案の定暇人が反論したが、再反論されている)、すでにイデオロギー論争っていうものはこの世界には微塵も存在せず、あるのはナショナリズム(もしくはバックグラウンドに宗教性をもった)による論争と、この世代間論争だけになってしまったような気がするのは僕だけじゃないはずだ。
赤木氏の論ずるところは、そもそも論争する次元に降りてこようとしない他の世代にとってはとてもうっとうしいものなんだろうなとおもうとともに、僕も赤木氏と同じ世代にあり、こうした閉塞感のなかで他の世代に対して殺意に近い敵意を心に潜めている。(赤木氏がそうだというのではなくて、僕が。)
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イデオロギー論争は、もしかしたらそもそも日本には無かったのかもしれない。
僕は社会の騒擾を望むわけじゃないけれど、いつも
竹島や日本海のガス田のニュースをみて「右翼活動家はなにをやっているんだろう?」
社会保険庁のあきれた状態のニュースを見て「左翼活動家は何をやっているんだろう?」
っておもうのです。あいつら、普段イキのいいこといってるくせに、なんもしねえ。
左翼活動家が、本当に労働者のことを考えて活動したことなんか見たことも聞いたこともないし(注1)、右翼っていうのは、ある種の利権団体の隠れ蓑みたいなものだから。(注2)
つまり、そういうイデオロギーによる論争っていうのは20世紀の作り出した幻想みたいなもので、実際左右両極のイデオロギーなんて、実際なんの役にもたたなかった。
結局のところ僕らは自分の帰属する集団(民族性だったり、世代だったり)するところで論争することになっちゃうんだけど、それを認めたくない人(もしくは、みとめると困っちゃう人)っていうのがまだいっぱいいるのが、現在の状況なんだろうな。
まあ、小ブッシュみたいに、あからさまにイデオロギーもないのに、戦っちゃうのも、なんだけどなぁ。
(注1)例を挙げるまでも無いけど、左翼っていうのは、昔の金持ちの流行病みたいなものだったから、いまひとつちゃんと実体験としての説得力にかけるんだよね。
(注2)まあ、そうじゃない団体もあって、ときどき竹島に上陸しようとして怒られる。
<追記>
赤木智弘氏について、いろいろな見方があるけれど、僕は今、とても個人的に好意を持っている。
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コメント
右翼なのに、旧敵国コメ国のことは悪く言わないんだよねぇ。
旧敵国でも、ソ連と中共のことはボロクソなのに。
投稿: 中村 | 2007.12.13 23:42
中村さん
どいつもこいつも、活動家なんてうさんくせえだけですね。
投稿: akst | 2007.12.14 20:16