HDDの大容量化
昨日ドスパラの店頭で「500GBが8000円を切りました」というPOPが出ていて、それをみた客の一人が
「俺んちにあるハードディスク全部の容量より多くて、8千円かよ!」
と興奮気味に連れの男性と話しているのを見て、その興奮が移ってHDD買っちゃったよ。
まあ、その興奮の度合いがわからないでもないです。
HDDの大容量化は加速度的に進んでいて、GB単価はすでに15円台になってしまっている。(2008年6月現在)
僕は1年ぐらいで手持ちのHDDを全部入れ替えるのですが、なんか永遠にHDDに金を払い続けている感じがしないでもないです。
買うほうもこんなキモチを抱いているのだけど、作るほうも「永遠に容量を増やし続けないと、価格が維持できない」状態に陥ってるみたいで、NAND型フラッシュメモリもそうだけど、こういう拡大再生産的(よく言えば)な産業って大変なんだろうな、と思いました。
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今朝Terastationの電源を入れたら、「RAIDメンテナンス」が走り始めてしまって、あとでログをみたら10時間くらいかかかっていた。
「ディスクチェック」を昔走らせてみたら、5日くらいかかっても終了しなかった(しかもその間、ファイルアクセスができなくなった)ので心配していたんだけど、「RAIDチェック」では10時間くらいで済んだ感じです。
マニュアルを見ても、「RAIDメンテナンス」と「ディスクチェック」の違いがよくわからないけれど、もしこの「ディスクチェック」がクラスタスキャンのことだとすると、ちょっと考え物だ。
(それ以前に、マニュアルに、これらの詳細が書いていないのは大問題だけど。)
1TBをクラスタスキャンしたら(何セクタで何クラスタになってるか、よくわかんないけど)、セクタ数は20億弱もあるんだし、拾い上げてチェックして直すのにも物理的(時間的)に無理があるんじゃないかと思う。「おかしいセクタ(やクラスタ)があったから、どうしましょう?」とかいわれても困るし。
今の時代、不良セクタがみつかったら、HDDが勝手に代替セクタを用意してS.M.A.R.Tに報告するんだから、そのレポートだけをみりゃいいんじゃないか?
っちゅーか、管理画面から、S.M.A.R.T情報読めないってのはどうよ?とか思ってしまいます。
(自分でS.M.A.R.T情報を読んで、「あ、このアレイのこのドライブ、やばいから取り替えてリビルドしよう」とか考えたほうがはやくね?)
HDDの大容量化につれ、ディスクのチェックの方法ももう少し考えたほうがいいような気がします。
HDDのクラスタチェックの機能は必要なんだけど(最終的には、ないと困るんだけど)、それ以前にこうしたアプライアンスでもWindowsでも標準で先にS.M.A.R.T情報読んでアラート出すとかしてほしいもんですよね。
(いや、まあ、スキャンしないと不良セクタみつかんないっつーはなしもあるんだけど、スキャンするにしてはセクタが多すぎるでしょう?20億だよ?)
窓の杜 - 【NEWS】HDDの自己診断機能“S.M.A.R.T.”の情報を表示できる「HDD Smart Analyzer」
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