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2008.06.18

直通運転と電車の広告

副都心線がすごいことになっていますね。

作っている間は「営団13号線」って呼んでたような気がしますが、作ってる間に「営団」がなくなって「東京メトロ」になっちゃった。
東京都内は地下鉄の事業体は、歴史的いきさつから2種類あって、ほかの都市から来た人がムカっとなったりしてますが(*1)、意外と住んでいる人は気にしていない。最初からそういう不便なもんだと思っている。(*2)過度な期待はしていない。
だから、雑司が谷や西早稲田など、ほかの地下鉄でいける地域しか走っていない副都心線にそれほどみんなが期待して落胆していのには驚きました。

もちろん、事故につながりそうな重大なミスはよろしくないです。

「相互乗り入れが原因だ」みたいなことを言っていたメディアもあったけど、まあそんな簡単な問題でもないでしょう。相互乗り入れが簡単な問題ではないけれど。

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相互乗り入れをしてる路線を利用していると、特に都営地下鉄や東武鉄道の車両に載ると、ある種の広告の多さに驚きます。

「債務整理」

京王や京急や東急の車両にはあんまり見られない、これらの広告。あんまりに多いのでびっくりしますね。京王や京急や東急の沿線住民には必要なくて、東武や都営の沿線の人には必要だ、というわけでもなくて、どうも前者の鉄道会社がこういう広告を出さないようにしているのに、後者は結構こういう広告も受けてしまう、というだけみたいですけど、なんだか、複雑な気持ちがします。

電車の広告って、沿線住民をターゲティングして展開してるんでしょうけど、相互直通運転が広がると、あんまり細かいターゲティングはできなくなりますね。

たとえば、都営新宿線なんて2006年9月以降、京王線直通の急行が10両化ですべて京王車での運用になって、その精算運転(*3)のために都営の車両が多摩地区内をウロウロして帰ってこれなくなっています。そうなると江東区の健康ランドの広告がいっぱい貼ってある電車が、多摩地区をだけをウロウロする。
広告がローカルすぎて、意味なくなっちゃってますね。

相互直通って大変ですね。広告のことまで考えてる人はあんまりいないんでしょうど。
僕は個人的には、別にホームが同じなら、直通してなくてもいいじゃんか、とは思いますけどね。
(池袋や新宿や渋谷の乗り換えはめんどくさいけど、中目黒や和光市や笹塚の乗り換えは別に苦じゃないでしょ?)


全国鉄道事情大研究(東京都心部篇)

(*1)歴史的いきさつっていっても、戦争のために地下鉄事業を一本化した結果できたのが営団で、戦後地下鉄運営したい東京都が横から割り込んでつくったっていうだけ。東京メトロの筆頭株主は東京都だったりする。
ムカっとしてるのは、「さよなら絶望先生」の第73話にちょこっとのっていた。
ちなみに、大阪市ではこういうことはないかわりに、御堂筋線の江坂から先は違う会社だったりする。
(市営モンロー主義)

(*2)中央線の快速と各駅停車を乗り換えるのに、同じホームで乗り換えできないとか、関西ではよほど考えられない不便さを、東京のひとは当然のことで、しょうがないことだとあきらめているような気がする。

(*3)相互直通運転は相互の車両が相互の路線を走行する距離を合わせないといけないので、路線が短いほうが、相手方の線路を走る運用が増える。車両の使用料をこうして相殺するんです。


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