書籍・雑誌

2010.01.03

初詣に昌三ゆかりの鈴鹿明神社

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赤まんま か万くら古道 此処に絶え 昭和辛丑秋 少雨叟

初詣に、「ミノムシ三万匹」の斎藤昌三の句碑のある、神奈川県座間市の鈴鹿明神社に行ってきました。

昌三の蓑虫装については、先日2009年11月10日の爆笑問題のNHKの番組(国会図書館)のところで取り上げられていましたが、個人的にはこれらの装丁は文化的に面白いのだろうけれど、彼の真骨頂は「猥褻本の蒐集と研究」というところがあると考えています。

Wikipedia:斎藤昌三

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神社はとても盛況でした。

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句碑はこの露天の裏にひっそりと立っていました。


今年は彼の著書を一つ、自分のものにしたいな、と考えています。

少雨荘書物随筆 (知の自由人叢書)少雨荘書物随筆 (知の自由人叢書)

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2009.05.27

今日は是清

CanCamのテレビのCMの歌が

「今日は是清♪」

に聞こえる。
是清ってなんだよ、高橋かよ?両口屋かよ?とかおもったのだけど、ちゃんとみてみると

「今日はこれ着よ♪」だった。

どうしようもなく、思考がオッサン化していて、悲しくなった。

大恐慌を駆け抜けた男 高橋是清大恐慌を駆け抜けた男 高橋是清
松元 崇

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<両口屋是清>銘菓詰合せ

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2009.05.26

それでも紀伊国屋に本を買いに行く理由(あと、amazonも使う理由)

たいていの本はAmazonで買うようになってしまいました。

理由は、本を複数買うと重たくなるので持って帰るのが大変なのと、たいていの実店舗の書店は検索性が悪くて、探すのに時間がかかるからです。
(検索性の問題は、各店舗とても気を使っているけれど、それにしたってなれない人間が棚を見て回るのは一仕事です。)

中古の本を探すにしてもブックオフは通常の書店よりはるかに検索性が悪く、かつ在庫が安定せず、目的をもっていくには難しすぎます。(そのかわり、ふといい本を100円でみつけると、うれしいものです)

そういった事情がから、目的の本のタイトルが決まっているときはたいていAmazonで探して注文してしまうのです。1500円以上は送料無料だし、へんな時間に注文さえしなければ、お急ぎ便にしなくてもたいてい次の日に届いてくれるからとても助かります。また関連書籍をリストアップしてくれるのも、助かります。

中古の本はどういうわけか1円からのものがおおいです。このマーケットプレイスの場合は必ず1つにつき340円の送料がかかるので、たくさん買うと支払い金額のほとんどが送料とかいう状態になりますが、ブックオフで探すのよりよっぽど手間がかからない(イーブックオフは在庫が少なすぎる)ので、それはそれで我慢しても便利だと思います。

でも、それでも紀伊国屋に本を買いに行くのです。それは、紀伊国屋がとても便利な実店舗の本屋だからで、紀伊国屋の意地ともいえる上質なサービスをしてくれているからです。
紀伊国屋は、各店の在庫をオンラインで検索できる仕組みがあります。
みつからなかったら、近隣の他店をさがして見つかったりすることがあります。
それを通販でおくってもらうことももちろんできるのですが、そのお店にオンラインで取り置きを依頼することが(その場で)できるのです。

取り置き依頼を出すと、取り置き確認メールがきて、○○店×階の何々コーナーにございますので、お名前と書名をおしらせください、ということが書いてあります。これだと、今、すぐに必要なものを確実にゲットすることができるのです。少なくとも紀伊国屋が閉まる21時までだったら、サクっとそのお店にダッシュすれば、手に入るのです。

アマゾンのお急ぎ便もものすごいスピードで到着しますが、これは追加料金がかかります。
紀伊国屋の場合は、自分で店舗に出向かなければなりませんが、追加料金はありません。本の値段で買えます。そして、その店頭で、よくトレーニングされた品のいい店員さんに、渡してもらえるのです。

紀伊国屋の店員さんは、本を愛する、上品で丁寧な、上質なスタッフが多いです。自分たちの本に対する知識とプライドを、撒き散らすことなく、お客の求めに応じて適宜わけあたえてくれ、プライドで支えてくれます。こういう上質なスタッフによる接客というのは、紀伊国屋の大きな存在価値であるのです。

本でこまったときは、紀伊国屋。
アマゾンがこれだけ便利になったとしても、最後の砦は紀伊国屋。そして紀伊国屋のこの便利なサービスは、以前とくらべるとずっと進化したものです。それは今後の進化も期待できるということだろうと思います。

東京の、文化の中心のひとつとして、今後も期待しています。

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2009.02.06

子供を育てている情景のコミック

今話題の2本のコミックから、子供ってなんだろう?とかを考えました。
僕自身は子供、いないんですが(おくさんもいないけど)

うさぎドロップ (1) (FC (380))うさぎドロップ (1) (FC (380))
宇仁田 ゆみ

祥伝社 2006-05-19
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「うさぎドロップ」は、祖父さんの葬式にいったら、祖父さんの隠し子の女の子(6歳)がいて、その子の母親もいなくなっていて、勢いで育てることになってしまった30代の甥(独身)のはなし。甥が叔母を育てるという構図。

これをみていておもったのは、男の人って、子供を身近にそして子育て全般にわたって接することがないかぎり気づかないことがいっぱいあるということ。
子育てにおいての男女の役割だとかそういうことはおいておいたとして、男って意外といろんなことに気づかないで大きくなるので、ああ、そういうことか、と改めて気づくことが多くて、面白かったです。

ここでの少女「りん」は、女の子ですが、女の子ってのは、「女性」なんですね。なんていうか、「女性」の小さくなったもの、というのが、ここで書かれています。

さて、もうひとつは、「よつばと!」。これも女の子ですが、ちょっとちがいます。

よつばと! (1)よつばと! (1)
あずま きよひこ

メディアワークス 2003-08-27
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家族の構成としては似ていて、独身の男性が、女の子(詳細は語られないが、作中で「外国で拾ってきた」と記述されている)を育てています。似ているのはそこだけで、視点としては育てている男の視点だった「うさぎドロップ」とは違い、わりと客観的。これは主題が子育てではなくて、子供のころってこうだった、というのを大人の視点で見ている感じがします。
よつばは、本当に周りの大人(と、子供)に恵まれていて、隣の三姉妹、姉妹の同級生、父親の友人、近所の人にみんなに愛されています。
(と、いうより、ここに出てくる大人はみんな、「すこしいい」大人です。いろんな意味で、ほんとうに。)

ここでのよつばは、女の子ですが、「子供は大人の小さいものではなく、子供という生き物」として描かれています。(そういう意味では性別を超越している)。「うさぎドロップ」のりんとは違いますね。

子供ってのは、たぶん両方なんだとおもいます。男や女の小さいころ、という意味の子供と、子供は子供としての子供っての。

どっちがいいとか悪いとか、どっちじゃないといけないとか、そういうのではなく、子供ってそういう意味では多面的に大人は捉えるべきなんだろうな、と思いました。

まだ独身なんだけど。

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2008.06.14

ジハイドロジェン・モノオキサイド みたいな感じ

電車の中で中吊りを眺めていたら、いかにも的な、センセーショナルでスキャンダラスな見出しの週刊誌の広告が目に付きました。

ああ、これじゃまるでジハイドロジェン・モノオキサイドの話みたいだよ...とおもいました。

僕らは、マスメディアに対してかなり高度なメディアリテラシーが求められるんだなと思います。外国のメディアのことはあんまり知りませんが、少なくとも日本のマスメディアは自由をはき違えてあさっての方向に行っている。
六本木とか赤坂のTV局とか、一ツ橋や築地の新聞社、木曜に出る週刊誌なんかは、結構その方向性が強いなぁと感じないわけでもないです。天王洲のテレビ局なんかは経済以外はわりとしっかり見れるけど。(むしろ経済はどうかなぁ的なところがある。)

ニュースなんかをみていると、キャスターが感情を込めた話したり、「コメンテーター」とかいう人がでてきてしゃべる。でも、僕は「お前の意見なんか聞いてない。事実だけを知らせてくれ!」と思ってしまう。
(なにが事実なのかはわからないんだけど、そこは複数のメディアを複合的に照らし合わせるしか僕らには方法がない。)


報道は何を学んだのか 河野義行

何が真実で、何がそうでないのか見極めるのは難しいのは、きっといつの時代のどこでも同じ話なんだろうけど。

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2008.03.05

年間2万マイル

うちに帰ったら、NWAのワールドパークスの2007年のサマリーが郵便で届いていました。

みてみると、2007年は1回もNWAには乗っておらず(記憶もないからあたりまえですが)、クレジットカードだけで22,000マイルほど加算されていました。おおよそ220万円くらい使ったのでしょうか。月平均18万3千円ですかね。

冷静に考えてみると、年間200万円くらいはクレジットカード決済で物を買う(サービスを受ける)っていうのは理解できるんですが、月平均で18万円ってのは、少し多い気がします。
まあ毎月18万も請求が来ているわけではなく、多い月、少ない月もあるし、立替やなんかで自分の買い物でない支払い(あとで清算している)もあるので、まあこんなところでしょう。
可処分所得のほとんどをカード決済にしている、ということも関係しているみたいです。
(通信費はいわずもがな、食事、スーパー、コンビニまでカード決済している)

2万マイルあれば、グアム・サイパンには行けるわけで、そういう意味では1年でグアム・サイパンへのチケットが手に入るわけですが、ゴールドの年会費を考えればまあそのくらい貯まってもらわないと意味がないかな、ともおもいます。

(ゴールドのメリットはいっぱいあって、それを考えれば年会費はペイするのですが、2007年はゴールドの特典をあまりつかわなかったのです。)

まあいずれにせよ、前にためていたUAのマイレージはあろうことか全部羽田-福岡の航空券に化けてしまって、南の島にも、欧米にも行けなかったのですが、今ためている分はちゃんとバケーションに使いたいな、と思います。

シティ・ワールドパークス・ゴールドカードはこちらから



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2007.12.27

今年読みかけの本

わざわさamazonのマーケットプレイスで取り寄せておいて、下巻だけ読んでいないのは、このミルト・ベアデンの「ザ・メイン・エネミー」

ザ・メイン・エネミー -CIA対KGB最後の死闘-
ザ・メイン・エネミー -CIA対KGB最後の死闘-ミルト・ベアデン ジェームス・ライゼン 安原 和見


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なんで下巻だけ読んでいないかというと、読み始めたのがオルドリッチ・エイムズの裏切りとその逮捕までを資料的に読みたかったからで、そういう意味では、ベアデンがイスラマバードに赴任してからあたりの(後のアフガニスタン問題につながる)部分が、ぜんぜん面白くなくなってしまったから。

これは単に、僕がイスラム関連の問題や話題に興味がないからなんですけど、イスラム問題に興味がないというのはあまりほめられたことじゃないですね、昨今の情勢下では。

いや、ホント、好き嫌いの問題なんですが、田中宇さん(このひとと、僕とnaoyaiは、一時期一緒に働いていた)のニュースがイスラム関連ばかりになって読まなくなっちゃったり、僕はイスラム関連が苦手みたいです。多分、想像の埒外にあることだからだと思います。

とりあえず年末年始、読み返してみよう、これ。

<追記>
大学から学費の振込用紙が届いた。
冷静に考えてみればこの1年大学の勉強なんか1mmもしなかった。おかげで留年だ。
社会人をやりながら大学生をやるってのは生半可な気持ちじゃだめなんだな、とおもって、とりあえず来年も学費を払うことにした。1年分無駄にしたからといって、卒業しなきゃずっと無駄になっちゃうんだなぁ。

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2007.10.29

「この駅名に問題あり」

この駅名に問題ありこの駅名に問題あり
楠原 佑介

草思社 2005-04
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地名研究家として、日本の地名のあり方に警鐘を鳴らす楠原佑介氏の著書。

僕が出た大学は、「都市論」みたいなのを研究しているところがあって、そういう意味では都市論というのは興味のある分野だし、その一部として「地名研究」っていうのは重要なファクターだと思います。

品川駅は品川区になく、目黒駅は目黒区にない。これはわりと知られた事実。
そういう日本の地名や駅名のつけかた、あり方について、考えさせられる著作だった。また、地名を研究するということについて、そしてこれまでの活動はとてもすばらしいことだということを認識した。

だけれども、あえて言えば、この著作はすこしアレだった。問題をグローバルに(「外国人がみたら、どう思うだろう」など)と言うかと思えば、500m程度の位置の違いをもって、その駅名に異議を唱える(新御徒町)など、そのフォーカスが極大化したり極小化したり、読みづらかった。
たとえ話に文革をもってきて批判するってのは、あまり賢明じゃないと思う。(注)

地名の問題ってのは、そのフォーカスが大きくなったり小さくなったりするのは(その地名、地域の勢力、影響などによっと左右されるから)当たり前だとしても、そのフォーカスがすこしズれているような気がした。(大きいほうにも小さいほうにも)

読み終えた印象は「川島令三氏の著作を読んだような後味」。

実際のところ氏の活動は、その活動自体はとても有意義だし、文化的側面からもとても重要だと思います。だから余計に、「べき論」からすこし距離を置いて、現実的な提案をされたほうがよいと思う。そうでなければ、広範なシンパシーを得られず、運動として失速する。(戦後の日本の野党と同じ。)

(注)意見の合わない相手を「ファッショ」だと批判すること自体が「ファッショ」だという矛盾、とはちょっと違うけど、まあ、文革みたいなのはそれをまともに相手にして批判すること自体、ちょっとアレ。もう、文革なんていうのは、アレなんだからしょうがないじゃん。(肯定するわけじゃないけど、歴史的事実なんだからしょうがないというあきらめがないと、人類に未来がないでしょうに。)

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2007.08.17

サバイバル さいとう たかを

これを読みました。

サバイバル (1)サバイバル (1)
さいとう たかを

リイド社 2001-06
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大地震が発生!!仲間と洞窟探検中に地震に遭遇したサトルは、一人とりのこされた。その後、大噴火や大洪水も発生、それら無数の自然の脅威に対し、少年サトルの生き残る戦いが始まった!冒険傑作、待望の文庫化第(1)弾!!
(amazonの説明より)

読んでいて、この作品をどう説明すればいいかは、すぐにわかりました。

飢餓食入門」と「生き残り術入門」を、足して水で10倍に薄めたみたいな感じ。

そもそも、「飢餓食入門」だけでも古書店で84万円もしますから(税金だけで4万円!)、2冊足すと100万円くらいになるでしょう。それを10倍に薄めた感じなのですから、1冊600円の全10巻で6000円は、お値打ち価格です。

ゴルゴ13なんかは、どっから読み始めればいいのか?いつになったら終わるのか見当もつきませんが、これなら10巻で完結しますから、そんなに読むのには負担にならないでしょう。

あ、いや、俺、何言ってんだろ...何が言いたかったんだろ...

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2007.08.10

文学を支えるモノづくり シリーズ

以前にチラっとかいた、「斎藤昌三」の装丁についての、続き。

実はこの記事を書いた後、ある広告代理店の方から、このウェブログにコメントをいただきました。(個人的な連絡事項だったのであとで削除しました。)

コメントの内容は「あるラジオCMで、斎藤昌三をテーマに扱いたいが、誰に連絡をとっていいかわからなかったので、連絡しました」という感じでした。びっくりしました。

(昔の人の遺族、子孫に連絡を取るというのは難しいことですね。今回、ダメモトで「斎藤昌三 曾孫」というキーワードで検索をかけて、このウェブログにたどり着いたといういきさつを聞くに、代理店の方の仕事もずいぶん大変で、地道だなぁとおもいました。)

取り上げていただく分には構わなかったのですが、とりあえず僕がYES/NOを言うわけにもいかず、茅ヶ崎の大叔母(昌三の長男のお嫁さん)に連絡をとってOKをもらい、代理店の方に伝えました。

そうして、松下電器産業が提供している、東京FMの「パナソニック メロディアス ライブラリー」という番組の冒頭、松下のテレビ「ビエラ」「竹繊維スピーカー」の語りCMのなかで紹介されることになりました。

(今後ビエラもDLNAに対応していくようですよ、きっと。)

今後「文学をささえるモノづくり」というカタチでシリーズ化されるとういうことで、その一番手に斎藤昌三の装丁が取り上げられることとなったのです

代理店の方のご厚意で、録音したものをいち早くいただいて聴いてみました。
蓑虫の装丁の話を中心に、「モノ作りのコダワリ、ビエラは作られています」という感じで、なかなかよく紹介されていました。

実際のオンエアの予定は(今のところ)9月9日の「パナソニック メロディアス ライブラリー」の冒頭だそうです。

ひいおじいさん(おとうさんのおじいさん/おじいさんのおとうさん)がこんなカタチで紹介されるとは思っても見なかったですが、オンエアが楽しみです。

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