文化・芸術

2010.01.04

漱石の墓と東池袋大勝軒

祖父の命日だったので、東京豊島区の雑司ヶ谷霊園にいってきました。

古い都営の霊園なので、いろんな有名人が眠っていますが、普通の人はもっといっぱい眠っています。
今日はうっかりジョン万次郎やラフカディオ・ハーンのお墓はスルーしてしまったのですが、祖父の墓に近いところに漱石の墓があるので、一礼して写真を撮影しました。(うっかりカメラをもっていかなかったのでケータイで失礼。)

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夏目漱石の墓

お参りをすませて、近くの東池袋大勝軒によってきました。

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大きな地図で見る

個人的にはラーメンを並んで食べること自体好きではなく、またここの味はすこし塩辛いと感じているのですが、それにしたってまあよくよくできた代物ではあります。いわゆる「うまいラーメン」です。

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今日は辛しおつけ(もりそば:いわゆるつけ麺)をいただきました。

今日も「引退した」オヤジさんは店の前で並んでいる人に笑顔で接していました。それはまるでカーネル・サンダースのようでした。


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ときどき食べたいとは思うのですが、並ぶのがめんどくさいので、通販ですませてしまうというのは、ある意味正解かな?とか思いました。

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2010.01.03

初詣に昌三ゆかりの鈴鹿明神社

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赤まんま か万くら古道 此処に絶え 昭和辛丑秋 少雨叟

初詣に、「ミノムシ三万匹」の斎藤昌三の句碑のある、神奈川県座間市の鈴鹿明神社に行ってきました。

昌三の蓑虫装については、先日2009年11月10日の爆笑問題のNHKの番組(国会図書館)のところで取り上げられていましたが、個人的にはこれらの装丁は文化的に面白いのだろうけれど、彼の真骨頂は「猥褻本の蒐集と研究」というところがあると考えています。

Wikipedia:斎藤昌三

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神社はとても盛況でした。

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句碑はこの露天の裏にひっそりと立っていました。


今年は彼の著書を一つ、自分のものにしたいな、と考えています。

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2009.08.11

お台場ガンダム(8月いっぱい)

すっかり更新の間(ま)があいてしまいました。
今年は雨ばっかりで、それはそれで夏としてはすごしにくいですね。


少し前に、お台場(砲台じゃなくて、埋立地のほう)の潮風公園につくられた「原寸大」(実物大ではない)ガンダムを見てきました。

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すこしとおくから。

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下から見上げる。迫力がすごい。


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バックパック(ランドセル)もここまで作りこまれている。

猛烈に早起きして、朝の7時半くらいにクルマで出かけていきました。そのくらいの勢いがないと、夏のお台場、簡単にはいけません。(人が多くて目が回ります。)
朝7時半ですでに駐車場は8割がたうまっていました。

みんな口々に
「リアルだねー」(リアルってあんた、本物はどこにあるんだよ本物は。)
「これって実物大?すごいね~」(だから、実物はないんですよ、原寸かもしれないけど)

そういう斜に構えたことをいっていてもしょうがないくらい、ものすごい作りこみがされているものでした。
30周年というお祭りだからできたことですが、これはまあ本当にすごかったです。

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2009.05.26

それでも紀伊国屋に本を買いに行く理由(あと、amazonも使う理由)

たいていの本はAmazonで買うようになってしまいました。

理由は、本を複数買うと重たくなるので持って帰るのが大変なのと、たいていの実店舗の書店は検索性が悪くて、探すのに時間がかかるからです。
(検索性の問題は、各店舗とても気を使っているけれど、それにしたってなれない人間が棚を見て回るのは一仕事です。)

中古の本を探すにしてもブックオフは通常の書店よりはるかに検索性が悪く、かつ在庫が安定せず、目的をもっていくには難しすぎます。(そのかわり、ふといい本を100円でみつけると、うれしいものです)

そういった事情がから、目的の本のタイトルが決まっているときはたいていAmazonで探して注文してしまうのです。1500円以上は送料無料だし、へんな時間に注文さえしなければ、お急ぎ便にしなくてもたいてい次の日に届いてくれるからとても助かります。また関連書籍をリストアップしてくれるのも、助かります。

中古の本はどういうわけか1円からのものがおおいです。このマーケットプレイスの場合は必ず1つにつき340円の送料がかかるので、たくさん買うと支払い金額のほとんどが送料とかいう状態になりますが、ブックオフで探すのよりよっぽど手間がかからない(イーブックオフは在庫が少なすぎる)ので、それはそれで我慢しても便利だと思います。

でも、それでも紀伊国屋に本を買いに行くのです。それは、紀伊国屋がとても便利な実店舗の本屋だからで、紀伊国屋の意地ともいえる上質なサービスをしてくれているからです。
紀伊国屋は、各店の在庫をオンラインで検索できる仕組みがあります。
みつからなかったら、近隣の他店をさがして見つかったりすることがあります。
それを通販でおくってもらうことももちろんできるのですが、そのお店にオンラインで取り置きを依頼することが(その場で)できるのです。

取り置き依頼を出すと、取り置き確認メールがきて、○○店×階の何々コーナーにございますので、お名前と書名をおしらせください、ということが書いてあります。これだと、今、すぐに必要なものを確実にゲットすることができるのです。少なくとも紀伊国屋が閉まる21時までだったら、サクっとそのお店にダッシュすれば、手に入るのです。

アマゾンのお急ぎ便もものすごいスピードで到着しますが、これは追加料金がかかります。
紀伊国屋の場合は、自分で店舗に出向かなければなりませんが、追加料金はありません。本の値段で買えます。そして、その店頭で、よくトレーニングされた品のいい店員さんに、渡してもらえるのです。

紀伊国屋の店員さんは、本を愛する、上品で丁寧な、上質なスタッフが多いです。自分たちの本に対する知識とプライドを、撒き散らすことなく、お客の求めに応じて適宜わけあたえてくれ、プライドで支えてくれます。こういう上質なスタッフによる接客というのは、紀伊国屋の大きな存在価値であるのです。

本でこまったときは、紀伊国屋。
アマゾンがこれだけ便利になったとしても、最後の砦は紀伊国屋。そして紀伊国屋のこの便利なサービスは、以前とくらべるとずっと進化したものです。それは今後の進化も期待できるということだろうと思います。

東京の、文化の中心のひとつとして、今後も期待しています。

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2008.08.10

サイレントブラスはどこへ?

この間新型の(といっても発売されてからずいぶんたつ)小さいサイレントブラスをうっかり買ってしまったので、古い大きいほうをヤフオクで売ろうと思ったら、小さいほうともども部屋のどこかに行ってしまって、どうしようもない状態になっています。


サイレントブラス SB7-9

サイレントブラスは結構トランペット練習用ツールとしてはすばらしいですよね。だいたい、抜けがわるいっちゃー悪いけれど、部屋で練習できるのなら、それくらい我慢してもしょうがない。

川原で練習するってのは勇気がいる(っていうか、一人だと相当の技量が必要だろ、あれは)

僕は練習しても、そもそも演奏の機会がないし、口の筋肉も弱ってるのでどうしようもありません、えへへ。
まあ、夜はやめておいたほうがよさそうですが、そもそも2本ともどっかいってしまったので、それどころじゃありません。
どこにいったんですかね?トランペットのケース(アルフレッド・リード氏の手書きサインが書いてある)は結構な存在感で部屋に鎮座ましましてるんですがね。

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2008.04.29

日本語を話す外国人

ジェロ君がテレビに出ているのをみると、素直に「よかったね。がんばったね。」と思う。

海雪
ジェロ君

僕らが日本にいる限り、出会う外国人の半分くらいは日本語を話す。僕も多くの日本語を話す外国人に出会ってきたし、テレビでも毎日のようにそういう人(外国人タレントなど)を見る。それでも日本語を話す外国人はなにか「特別な人」だと思ってしまうのは、日本人が日本語を外国人に習得しにくい難しい言語だとおもってしまっているからだろう。(特別視している。)

ちなみに、僕が出会った日本語を話す外国人はこんな人がいました。(います。)

・ 中学の英語のアメリカ人先生(奥さんが日本人で日本在住)
・ 高校のスペイン語のバスク人の先生(宣教師で日本在住30年以上)
・ ソフトウェア会社のローカライズのマネジャ(たいてい日本留学経験がある)
・ イタリア在住の義弟(そもそも家族になる以前に日本文化会館で日本語を勉強した)
・ 留学生(いろんな国の)

いろんなバックグラウンドがあって、日本語へのスタンスもそれぞれ違うんですが、みんなよく話します。僕が日本語しかはなさないってのもあるのだろうけど。

僕は言語教育というのはよくわからないし、自分に外国語のセンスもないので適当なことしかいえないのですが、言語学習って、いくつかのブレイクスルーポイントがあるんじゃないかと思っています。
日本語を学習する上でのブレイクスルーポイントもいくつかあるとおもうけれど、そのひとつに漢字があると思います。

漢字はね、数が多いけど、あれが理解できるようになると、いっぺんに語彙が広がりますね。なんせ、意味のある文字の積み重ね(熟語)で単語になるわけだから、はじめてみる単語でも十分に意味が推測できる(そして理解できる)。

だから、日本語学習って今はわりと初期の段階から漢字をやるんですね。これは合理的だなぁとおもいました。
僕の義弟(妹のだんなさん)も、漢字はわりと得意で、漢字の熟語のほうが理解が早いことが多いです。(彼はそもそも日本語を勉強していたから、はじめて会ったときから日本語だった。)

漢字のそういう点に気づいたのは最近で、目からうろこが落ちた気分だった。だって、漢字って何千もあって、形もめんどくさくて、9年くらいかけて覚えるじゃないですか、僕ら。だから難しいものだと決め付けていたけど、後々のことを考えると、最初から(1年生レベルの漢字などで)漢字をおぼえてしまうほうが上達が早いみたいです。

つぎのブレイクスルーポイントは、ちょっとハードルが高いのだけど、和語ですね。熟語ってのは漢語で漢字なわけで、字さえわかれば次々にわかるというシステマチックな側面があって、わかりやすいのだけど、日本語は漢語は借用語であり、話し言葉では割合が少ないのです。そのかわり、自然発生的な語彙である和語が会話の半分くらいを占めます。

で、この和語は日本語オリエンテッドな語彙なので、ひとつずつ意味がわからないと使えない(漢語は分解してそれぞれの漢字の意味がわかればわかってしまう)ので、日本人が外国語をおぼえるように、とにかくおぼえなくちゃならない。実はそのボリュームは漢字を覚えるのより大きいかもしれないです。
さらに、いろんな意味があったり、微妙な違いがあったり、(外国語の基本語彙もそうなんだけど)ちょっと大変です。

「ダーリンは外国人」のトニー・ラズロさんも「和語は難しい」って言っていました。
ダーリンは外国人―外国人の彼と結婚したら、どーなるの?ルポ。
ダーリンは外国人

でも、和語を違和感なく使えるようになると、これは完全に日本語話者として熟練者になりますね。僕ら日本人だってあやしい和語はいっぱいあるし。
カタコトの日本語から、日本語会話へのポイントはこの和語の使い方だとおもいます。

こう考えていくと、僕らが外国語を習得するときも、最初は語彙を、そして文章を、という順番だから、同じなんだなっておもいました。

究極的には、人間同士がコミュニケーションが取れるのならば、誰が何語で話したってぜんぜんかまわないわけなので、僕も相手の言葉を話せるようになるといいなぁといつもおもうのですが、相手が日本語だとついつい甘えてしまいます。

<おまけ>
さらに突き進むと、発音と抑揚が完全に日本人と同じかそれに近い話し方をする外国人がいますね。
ソフトのローカライズで一緒に仕事した米国人たちはなぜかみんなそうでした。
タレントで言うと、セイン・カミュさんやパックン、それから、山形のダニエル・カールさん、ジェロ君もそうですね。

長いこと日本にいてここが超えられないデーブ・スペクターとかアグネス・チャンなどとどう違いがあるのかはちょっと不思議なところです。(カタコトっぽいほうが、タレントとして商品価値があると聞いたことがあるけど、そんなの意味はないよなぁ。)

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2008.04.12

日本(以外全部)沈没

日本以外全部沈没
日本以外全部沈没

「日本以外全部沈没」を見たいとおもったのだけれども、これはやっぱり「日本沈没」を見てから見なくちゃいけないような気がして、ちょっと「日本沈没」は種類がいっぱいあるので、整理してみようと思いました。

「日本沈没」は、1973年版とTVドラマ版と2006年版があります。そうなると、1973年版をみてから、TV版を見て、最後に2006年版を見るのが正しい順番なのかなぁとおもったのですが、すこしヘビーです。

日本沈没
1973年版

日本沈没 TELEVISION SERIES プレミアム・ハザードBOX
TV版はBOXだ...

日本沈没 スタンダード・エディション
2006年版

もうここでへこたれた。無理だ。しかも微妙にみんな話が違う。そもそも、これは小松左京氏の小説が原作だ。

日本沈没 上    小学館文庫 こ 11-1
原作は小説

しかも、さいとう・プロ版の漫画と、現在スピリッツで連載中の一色登希彦版がある....(しかもまだ完結してない)

日本沈没 (1) (講談社漫画文庫)
さいとう・プロ版

日本沈没 1 (1) (ビッグコミックス)
一色登希彦版は継続中

ここまできて、もともとなんで「日本以外全部沈没」が見たかったかを冷静に考え直してみた。

「バカバカしい映画が見たい」

動機はそれだけだった。
パロディ作品は元ネタ作品をみていてこそ、面白いのだろうとおもい、元ネタを見ようと思っただけなのに、元ネタがこの状況だと、楽しむ余裕がなくなっちゃう。

僕なりの結論として、「日本以外全部沈没」はパロディ映画としてではなく、単なるバカ映画として、それ1本だけ見ることが一番ラクで楽しいんじゃないか?ということになりました。

これでも結構悩んでだした結論なんだけど、結果として悩む必要がなかった問題だった....

<追記>
TSUTAYAで日本沈没2006年版を借りてきた日の夜に、TVで放映されてしまった。
うちは新聞を取らないし、普段TVをあまりみなくなってしまったので、こうなったのだけど、まあ半額だったからいいやってキモチ。

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2008.03.19

復活祭

ローマではそろそろ復活祭(パスクァ)の週だったので、あちこちで復活祭用の準備の品物を見ました。

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リンツのチョコウサギ。

あんまりキリストの復活の話がピンとこないわれわれ日本人ですが、ローマでは結構食品売り場とかは盛り上がっていました。

イタリアと関係ないけど、僕は復活祭というと、リムスキー・コルサコフの序曲「ロシアの復活祭」という曲がお気に入りです。

R・コルサコフ:シェエラザード
R・コルサコフ:シェエラザード

たいていシェエラザードのアルバムにあわせて収録されていることの多いこの曲は、割と辛気臭い(注)導入から、きらびやかなフィナーレまで、天才リムスキー・コルサコフの魅力がたっぷりなのですが、この曲の辛気臭い部分は、先に死んだムソルグスキーボロディンというロシア五人組の2人の作曲家にささげられています。
ムソルグスキーは結構不遇の作曲家で、聞いているとやっぱ不遇だったんだなぁという気がします。
ボロディンは化学者で医者だったので、そのあたりは曲に余裕があるかんじ。
そんな2人への友情としてささげられた曲ですが、ちょっとかわいらしいコラールみたいな部分もあって好きなのです。

作曲家の友情といえば、前に紹介したウォルトンの「ヒンデミットの主題による変奏曲」はなかなか楽しかったです。

ヒンデミット : ウェーバーの主題による交響的変容 / ウォルトン : ヒンデミットの主題による変奏曲 他
ヒンデミット : ウェーバーの主題による交響的変容 / ウォルトン : ヒンデミットの主題による変奏曲 他クリーヴランド管弦楽団 ヒンデミット ウォルトン


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ヒンデミットの「ウェーバーの主題による交響的変容」とカップリングになっているこのCDは、その趣旨が面白い。
申し訳ないけど、僕にとって「ウェーバーの主題による交響的変容」は、とても眠りやすい曲で、眠れないときにこれを聞いていると第2楽章あたり以降の記憶がなく朝を迎えられるというとてもありがたい曲なのですが、曲自体はとても面白いです。
だいたい、最終楽章なんか、葬送行進曲をあれだけ楽しげにアレンジする人は僕は知らない。

これに呼応するように、「ヒンデミットの主題による変奏曲」も楽しい曲です。辛気臭い英国人作曲家のなかでも辛気臭いウォルトンにも、こんな曲があるんだ!って感じです。
(ウォルトンは交響曲第1番が絶望的で救いがないので、好きじゃない人も多いけど、結構いい曲つくってますよ。)

ちなみに、ヒンデミットはこの曲ができたことをとても喜び、友情に感謝し、自分で指揮することをとても望んでいたのだけど、その希望かなわずに亡くなってしまいました。

復活祭から、話がつれづれに作曲家の友情までいってしまいました...

(注)僕はよくクラシックの曲に「辛気臭い」と書くことがあるけれど、あんまり悪意はないんです。荘厳な、とか、情景深いアンダンテとか、そういう表現が恥ずかしいっていうか、まあ、そういう感じ。

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2008.03.16

バチカンへ はじめてのおつかい

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サンタンジェロ城から、サンピエトロ大聖堂を撮った

一人でバチカンへ行ってきました。ローマ市内はatacのバスの路線がいっぱいあって、それも頻繁に走っているのですが、降りる停留所の名前がわかっていたとしても、車内でアナウンスされるわけでも、電光掲示板に出るわけでもなく、「風景で場所を判断してボタンを押して降りろ」という感じなので、どうにもこうにも住んでいる人以外ほとんど使いようがないわけですが、今日はがんばって一人でうち(妹夫婦の家)から、バチカンまで行ってきました。

路線バスは乗り方、路線、経由地、降りるところの風景、通りの名前さえ把握していれば、1ユーロで75分乗れるし(乗り換え可、バスと地下鉄を通して乗ることもできる)、本数は多いし(でも時刻表は事実上ないのと同じ)、あちこちに走っているから便利なので、なれればきっとドコへでもいける便利な交通だと思います。
でも観光に使うのは、ちょっと大変かも。今日も外国人が間違えて乗って、しかも降り方がわかなくてパニックになっていたのを見ました。

こういう交通のことも含め、外国で生活して慣れるまでは相当な努力がいるんだなぁと、つくづく思いました。(注)

いや、ほんと「はじめてのおつかい」状態でした。途中の停留所とか駅とかで2回乗り換えとかなので、風景に気をつけました。
風景に気をつけられるのは、長く滞在して、毎日案内をしてもらって出かけたからなので、本当に感謝です。

さて、大聖堂ですが、割と早くに行ったのに結構混んでました。土曜日ってのもあるかもしれません。
大聖堂の中は、想像を超えるすごいものだったです。写真はなんか整理がついてないので、また今後ちょっとアップします。

見たあと、お腹がすいたのでサンピエトロ広場の前の屋台みたいな店でピッツァと水を買ったら6ユーロもして、しかもかなりまずかったです。いままであんまり観光客のいない店(つまり、おいしくて値段が安い地元の人が行く店)でばかり食べさせてもらっていたから、ずいぶん甘やかしてもらったんだなぁとおもいつつ、帰ってきました。

バチカン観光は結構歩くことになります。バス停(サンタンジェロ城あたり)から、サンピエトロ大聖堂の中まで、結構距離があります。

(注)
交通もそうだけれども、買い物、言葉、習慣、食べ物、本当に違うから本当に生活は大変だとおもう。(というか、大変だと妹はいつも言うが、それは身に染みてわかった)
すこし日本はサービス過剰かともおもうし、逆にローマでは「それはないんじゃないか?」と思うこともおおい。

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2008.03.15

仁和寺のオレ

僕(や家族)は観光にいっても、手前の門とかをみて満足して帰ってきちゃうことが多くて(あとで気づく)、それを僕らは「仁和寺」というのですが、まあローマでも仁和寺の法師みたいなことをしています。

レスピーギの「ローマの松」の最後の曲、「アッピア街道の松」とはどんなものか見に行ったのですが、興奮してて松のことなんかわすれて帰ってきちゃった。

アルケオバスに乗れば、アッピア街道からカタコンベ、それから水道橋までいけるというので、乗って出かけていったのですが、カタコンベでお腹いっぱいになってしまった挙句、なぜか水道橋までいかず帰ってきちゃったりして、13ユーロも出してなんだったんだろうという感じでした。
まあ僕の旅行はいつもこんな感じ。

アルケオバスは、コロッセオ、カラカラ浴場、ローマの城壁を経て、アッピア街道に入り、カタコンベ、チェチーチア・メテッラの墓から市内にもどって真実の口、などをオープンエアのバスが回ります。日本語の音声ガイドもあります。

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コロッセオ

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カラカラ浴場

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チェチーチア・メテッラの墓

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カタコンベ(サン・セバスティアーノ・フォーリ・レ・ムーラ教会のファサード)

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真実の口

真実の口は、この「本物」のほかにローマ三越に偽物があって、それをみて本物をみないと、それこそ「仁和寺にある法師」なのですが、よくローマ三越の袋をもった日本人観光客を見かけます。
ローマまでいって三越にいくこたぁないだろうになぁ。

ローマは市内にいろいろ観光名所集まっていて便利なのですが、歩くと大変。でもATAC(市交通公社)のバスは乗りなれないと難しいので、こういう観光バス(オープンエアなのが楽しい。アルケオバスのほかに、市内観光の赤い110バスなどがあります。)は、短い滞在の場合は非常に便利だと思います。

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